マチルダのお野菜図鑑

マチルダの季節のお野菜

晩冬~春編

マチルダ野菜情報

紅芯大根
生産者

小松さん(静岡)

商品のこだわり

皮は黄緑がかった白ですが、カットした断面は鮮やかな紅色。辛味が少なく、ほんのりとした甘みと少しの苦味があり、生食に向いている大根です。薄くスライスするとパリッとした食感、厚めにカットするとコリコリとした歯ごたえが楽しめます。
サラダやバーニャカウダ、甘酢漬けなどに最適です。

生産者インタビュー

アグリサービスジャパン株式会社 / 取締役 多治見 孝之さん

取り扱い時期

通年
小松さん:11月下旬~4月下旬

紅芯大根(大根)
大根は、紀元前2780年のエジプトの記録が最も古く、紀元100~200年頃、エジプトで栽培されていたものは大きく、長く、黒色のものでした。中国での栽培は「尔雅」に記載がある紀元前500年頃からと見られており、日本へは稲作とともに弥生時代に伝えられたのではないかといわれています。紅芯大根は、丸みのある中国系の大根で、サイズは300~400g程度。皮は白~黄緑色で、カットすると果肉は鮮やかな紅色~赤紫色をしています。
(分類:アブラナ科ダイコン属 原産地:地中海沿岸・中央アジア)

マチルダ野菜情報

彩誉(あやほまれ)
生産者

フードハブプロジェクト(徳島)

商品のこだわり

甘くて美味しいプレミアムにんじん「彩誉(あやほまれ)」。 糖度が特に増す冬季にしか収穫されない希少なブランド種です。 人参独特のクセが少なく、生でも美味しく召し上がれます。熱を加えて調理をすると、さらに甘さが引き立ちます。

取り扱い時期

通年
フードハブプロジェクト:1月中旬~3月下旬

にんじん
アフガニスタンから東に広まった東洋人参は、赤色をして細長く、西に広まった西洋人参はオレンジ色でふと短いのが特徴です。現在主流となっているオレンジ色の人参は17~18世紀頃にオランダで作り出されたものです。昔から日本にある「朝鮮人参」に形が似ていることから、「にんじん」と呼ばれるようになりました。しかし、ニンジンはセリ科、朝鮮人参はウコギ科でふたつは、まったくちがう種類の植物です。
(分類:セリ科ニンジン属 原産地:アフガニスタン)

マチルダ野菜情報

菊芋
生産者

平成農園(長野)

商品のこだわり

真冬に旬を迎える菊芋。見た目は生姜のようですが、その味わいはクセがなくシャキシャキとした食感。生でも加熱しても美味しくいただけます。スライスしてサラダや和え物に。また、炒め物、煮物、揚げ物などにするとホクホクとした食感が楽しめます。カレー・シチュー・天ぷら・素揚げ・きんぴらなど、どんな料理にしても美味しく召し上がれます。

取り扱い時期

11月~2月
平成農園:11月~5月中旬(3月~5月中旬は貯蔵)

菊芋
キクイモが日本に伝来したのは幕末から明治時代初期。主に家畜の飼料とされ、一部で漬物用に利用される程度であったようです。食料として注目を集めたのは戦後の食糧難時代に国民の飢えをしのぐ代用食として「作付統制野菜」に指定されました。キクイモには、血糖値の上昇を抑える働きがあり”天然のインスリン”と呼ばれている「イヌリン」が豊富に含まれていることが分かっています。
(分類:キク科ヒマワリ属  原産地:北アメリカ)

マチルダ野菜情報

もものすけ
生産者

佐藤公一さん(山形)

商品のこだわり

赤かぶの一種である「もものすけ」。包丁で切り込みを入れると手で簡単に表面の皮がむけ、生のままサラダなどで美味しく食べられるのが特徴です。皮の部分は少しかたく、生のままだと少し苦みもありますが、中身は優しい歯触りで苦みなどがなくほんのり甘味が広がります。サラダやマリネの他、一般的な赤かぶのように、浅漬けなどもおすすめです。

取り扱い時期

10月下旬~1月
佐藤公一さん:10月下旬~1月

かぶ
かぶは「スズナ」の名で、春の七草に数えられていますが、弥生(やよい)時代に伝わったといわれるくらい歴史が古い野菜であり、「日本書紀」にも登場しています。日本には、中国を経由したアジア型のかぶと朝鮮(ちょうせん)半島を経由したヨーロッパ型と二つの系統がありますが、アジア型は関西を中心に西日本で栽培され、ヨーロッパ型は東日本で栽培されており、ふしぎと愛知-岐阜-福井を結ぶ線を境にして、東と西とで分かれて栽培されています。
(分類:アブラナ科 アブラナ属 原産地:アフガニスタン / 地中海沿岸)

マチルダ野菜情報

鈴生さんのブロッコリー
生産者

鈴生(すずなり)(静岡)

商品のこだわり

静岡県の鈴生さんが作る国産ブロッコリー。甘みが強く、味がしっかりしているのが特徴です。緑黄色野菜の代表的野菜。非常に栄養価が高く、ビタミンC・ミネラルが豊富に含まれています。動脈硬化予防・アンチエイジング・骨粗しょう症予防・便秘解消など良いこと尽くしの野菜です。

生産者インタビュー

マチルダ生産者 ヤママツ鈴木農園 鈴木孝義さん / 株式会社すずなり 鈴木靖久さん

株式会社鈴生(すずなり) / 常務取締役 鈴木靖久さん

取り扱い時期

通年
鈴生(すずなり):11月~3月

ブロッコリー
16世紀にはイタリアやフランスで栽培が行われていたとされています。
日本へは、明治初めに渡来しましたが普及せず、1970年代になってから、食生活の洋風化に伴い食卓にあがるようになりました。1980年代に米国カリフォルニア等からの輸入により消費が定着した野菜ですが、需要の増加に伴って国内産地における予冷体制が整い、国産の周年供給体制が確立していきました。

(分類:アブラナ科 アブラナ属   原産地:地中海沿岸)

マチルダ野菜情報

沖縄ジャンボピーマン
生産者

知念さん・高城さん(沖縄)

商品のこだわり

パプリカほどの大きさで、ふっくら肉厚な沖縄のピーマン。
生でかじるとみずみずしく甘みがあり、爽やかな味わい。
肉厚な大きいピーマンなので、肉詰めに最適。大きさを活かしたお料理に向いています。

取り扱い時期

12月~5月
知念さん・高城さん:12月~5月

ピーマン
15世紀にコロンブスによってスペインにもたらされ、香辛料としてヨーロッパに広がり、世界中に広まったとされています。日本には、16世紀末に南蛮貿易により伝えられたと言われています。明治の初期に、品種改良による現在食べられているような甘トウガラシのピーマンが、アメリカから伝えられました。
(分類:ナス科 トウガラシ属 原産地:中・南アメリカ)

マチルダ野菜情報

花菜
生産者

ふじおファーム(京都)

商品のこだわり

京のブランド産品の1つである花菜。春を代表する味覚である菜の花は、「菜の花」「菜花」「ナバナ」など色々な読み方がありますが、京都では「花菜」(ハナナ)と呼ばれることが一般的で、花蕾(からい:花のつぼみ)を食用とします。
心地よい歯ごたえとほのかな苦みがあります。浅漬けにした「菜の花漬け」としても親しまれていますが、和え物、おひたし、てんぷらなど幅広い用途で楽しめます。

取り扱い時期

12月下旬~3月
ふじおファーム:2月下旬~3月中旬

菜の花
菜の花は、アブラナ(油菜)、ナタネナ(菜種菜)、ハナナ(花菜)の名称を略して菜と呼び、その花を菜の花と呼んでいます。日本には弥生時代に中国経由で渡来しました。
菜の花は、良質のタンパク質やビタミン、ミネラル類を含み、栄養価が高く、注目を浴びています。特に、生の状態100g当たりの比較では、カルシウムはほうれん草の3倍含まれています。
(分類:アブラナ科アブラナ属 原産地:地中海沿岸)

マチルダ野菜情報

文旦
生産者

西森農園(高知)

商品のこだわり

高知県の特産品。西森農園さんがつくる土佐文旦は、毎年人気の商品です。
プリっと果肉がしっかりして、さわやかな酸味とほろ苦さが特徴。
そのままでもクセになる美味しさですが、房をほぐしてサラダや、和え物に使用しても美味しく召し上がれます。

取り扱い時期

10月~4月
西森農園:2月中旬~3月下旬

文旦
土佐文旦は、高知県を代表する果物で、グレープフルーツによく似た外見と、上品な甘さが特徴です。日本へは、江戸時代にもたらされたといいます。「文旦」の名前は、清国船の船長であった「謝文旦(しゃぶんたん)」の名前から付けられたという説があり、土佐文旦、水晶文旦、本田文旦など、様々な品種があります。夏ミカンやハッサク、グレープフルーツなども文旦の血をひく果物です
(分類:ミカン 科ミカン属   原産地: 東南アジア、中国、台湾)

マチルダ野菜情報

有機甘夏
生産者

宮下さん(香川)

商品のこだわり

宮下さんが作る有機栽培の春の柑橘「甘夏」。酸味が少なく甘みがあるのが特徴です。さっぱりとした甘さと、爽やかな香りが口の中に広がります。
酸味と苦味のある皮は、マーマレードなどの加工に最適です。

取り扱い時期

3月~6月
宮下さん:3月~4月

甘夏
正式名称を「川野ナツダイダイ」といい、なつみかんの変異品種で、枝変わり(植物に見られる突然変異の一種)により発生したものと考えられます。昭和 10年(1935年)に大分県津久見市の川野豊氏により発見され 「川野ナツダイダイ」と命名されました。
なつみかんに比べ酸度が低く、早くから食べられるのが特徴です。その後、栽培面積はなつみかんを追い抜き、現在では、熊本県、愛媛県を中心に、ほとんどが甘夏となっています。

(分類:ミカン科 ミカン属    原産地:日本・大分)

野菜説明出典:農水省HPより

<取り扱い時期について>
濃いピンクはご紹介している生産者商品の取り扱い時期です。薄いピンクはその他生産者での取り扱い可能時期です。